地震対策には3つあります。
・耐震 : 地震の力を建物の力で耐える考え方。
・免震 : 地震の揺れを直接建物に伝えない考え方。
・制震 : 地震の破壊エネルギーを減衰させる考え方。
現在、建築基準法は耐震の考え方で規定しており、筋交い等の耐震壁が必要になります。そこに制震技術を加えることで、より安全で効果的な地震対策になります。
GVA(制震ジーバ)は振動エネルギーを熱エネルギーに変換する制震ダンパーを内蔵し、地震の揺れを50%以上軽減します。また、繰り返しの揺れにも同等の効果を発揮します。施工も筋交いと同様に簡単にでき、筋交との併用も可能です。
ローコストかつメンテナンスフリーな地震対策としてお勧めです。
GVAのダンパーにアクリルゴム製のマットが摩擦、震度を吸収します。
この材料は住友3Mから開発せれて、アメリカで30年以上、横浜のランドマークタワーの基礎で20年以上の実績があります。
この材料の一番大切な特徴は耐久性です。半永久的と言われています。
他の制震・免震構造の設備と比べるとこのメリットは明らかです。
・油圧ダンパー:衝撃を受けた後に、100%元に戻らない欠点があります。
・ベアリング型のダンパー:メンテナンスが必要です。
・ゴムを使用しているダンパー:ゴムの劣化は激しいので、5年が経ったらパフォーマンスに期待できない状況です。