■まちに暮らす
いにしえの時代から、京には多くの人々が集まり、暮らしてきました。"都心"というような冷たい響きの言葉は似合わないこの街は、人々の暮らしとともに存在しつづけています。通りから少し入れば、静かな佇まいがあってやさしい空気に包まれる。互いに軒を連ねながらも緩やかに分けられた個人の空間があって、みな安心して暮らしていられる。活動と休息の適度なバランスを保ちながら生きられる街なら、長くそこに住まいたいと誰もが思うことでしょう。
■自然を取り込む
町家には坪庭、寺社には枯山水、というように、自然との関わりは暮らしの中の当然の要求としてあるものと思います。自然は何か不思議なエネルギーを持っているに違いなく、それを意識しながら暮らすことは何らかのポジティブな効果をもたらすと考えられます。この意識は街なかにあってはどうしても忘れがちだからこそ、あえて自然を取り込もうとする努力があるのだと思います。
■空への意識
晴れ渡った空を仰ぐととても清清しい気分になります。そして、空は晴れたり曇ったり、雨が降ったり、季節が変わればまた違う表情も見せてくれます。
街なかで手軽に手に入る自然といえば、"空"ということになるでしょうか。空は誰の上にも存在していますが、あえて意識することは意外に少ないと思います。そこで、住まいの中に"空"を取り込んでみようというのがこのプランです。居ながらにして空を感じられる生活。たとえ他に特別なことをしなくとも、自然とともに暮らしている実感を感じることができるでしょう。
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京都市 H邸・3D-ウォークツルー
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