しばらく前におこなわれました大阪市住吉区T邸上棟の時のことです。
ゆらゆらと揺れる足場に片足を掛けて木製の骨組みを組み立てる「次郎さん」と呼ばれる髭の生えたかっこいい大工さん。この時の写真を撮り忘れて残念!
この現場の大工さんのトップである棟梁さんと次郎さんは実の兄弟、二人で現場を仕切って下さっています。
私の見るところ、この二人とも相当の腕利きのようですね。多分、ややこしい設計だから、腕利きの大工さんを手配してくれたって感じです。
この間、現場で会った時、「すごいですね、良くあんな事出来ますね」と言ったら、「まあ、仕事ですから」と、さらっと返された上に、「あの足場を組んだ人の方がもっとすごいですよ」と人のことを誉める余裕。憎いね!
「江戸っ子の 出初式かな 次郎さん」