街と海をつなぐ桟橋
2006年に開発された摩耶ふ頭は、日本初のコンテナターミナルです。
この、現代的な輸出のやり方で、大型、小型を問わず幅広い船が利用し、コンテナを効率的に移動させるには巨大なクレーンが必要になります。
この「ガントリークレーン」は45mのスパンがあり、高さは100mまで昇降できます。
ポートアイランド、六甲アイランドの建設で、このガントリークレーン(見た目は大きなキリン)は、神戸風景の特徴となりました。
しかし、震災により破壊され、不景気によりたくさんのキリンたちが委譲されて、港は再開発されました。
神戸の特徴的な点景であるガントリークレーンを再利用し、神戸公園とみなと公園をつなぐ桟橋として2つの兄弟キリンを提案します。
2号線との交通と高架橋の物流的な障害を越えて、このツインキリンは「豊かな歴史自慢」「未来向き」の神戸のシンボルとなります。
港らしいCity Gateと、高さ40mのプロメナードかた眺望を楽しむことができます。
港町ならではの空中散歩の楽しみ方です。