数年前に完成をした受託の玄関ドアに庇を付ける話はずっと保留になっていました。
アイアンの既製品で、簡易的な物がありましたので提案しました。
丸か資格系はどっちがいいですか。
少々天候で工期が延びてきていた現場が、竣工に至りました。
外部内部ともカラフルに仕上がっています。
キッチン家具の面材の色、室内の扉色、浴室のモザイクタイルとガラスブロック、などなどナチュラル色の中にピンクとペパーミントグリーンが、室内を楽しい雰囲気にしています。
他の詳細については、後ほど作品集のほうでまとめますので、又ご覧下さいませ。
玄関の吹抜を背に設置しているソファーには、背もたれの上端にロープを設置します。
ロープは、角面をかくして柔らかいラインを出しています。
リビングの天井の化粧梁間には照明の配光が、天井面のコントラストを強くしています。
いよいよ大詰め作業に入ってきました。
仕上もほぼ終わりつつある中で玄関ドアが取付けられていました。
玄関ドアと勝手口ドアには、当社で製作をしたステンドグラスがはめ込まれています。全部で4箇所はめ込んでいます。4箇所全部デザインが違います。また、完成した時にお見せできると思います。
スイッチカバープレートは、見せる部分には陶器製を設置し、隠れている場所には樹脂製を使用しています。
いよいよ、内部の仕上げが見えてきました。
建具のカラー、家具のカラーなどカラフルになってきています。
ペパーミントのトーンとピンクのトーンが、とても優しく見えます。
家の中にカラーがいっぱいあるとイイ感じです。
そして、まもなく竣工です。
内部の仕上げ関係が、各部屋色付いてきました。
大きな丸窓があるのは、エレベーターシャフトです。4面ある壁の一面を珪藻土塗り壁(白)にし、他の2面は青い珪藻土クロス貼りをしています。残りの一面は開口部になります。
モザイクタイルを貼っている部屋はトイレです。この部屋も壁の一面にモザイクタイルを張っています。
外部は、バルコニーがほぼ完成です。手すり部分には、通常のクロスではなく少し変化をつけて見ました。
いよいよ仕上げの工程に入って来ました。
しかし、梅雨明けしないような天気が続いた影響で外部廻りの工事が進みません。
丸一日、雨が降らない日は無いのかねぇ。
その天気の中、内部ではどうにか作業が進められている状況です。
内部の珪藻土塗り壁を左官屋さんが仕上げて行っています。
外部では、出来る時間でバルコニーの下地を組み立てれる段階になりました。
この天候は、この先も不安ですね。
かなり時間が空いての現場報告となりました。
すみませんでした。
天候の影響でなかなか工事が出来なかった外部廻りの塗装を終えることが出来ました。
現在まだ建物の周りに防護シートを覆っていますので全景は見えませんが、壁の色と屋根の色がとてもきれいな配色になりました。
内部では、家具関係の取り付けが着々と進行しています。設計デザインによるキッチンのため、他に一つと無いキッチンです。
それから、内部の木製建具も取付にかかっています。明り窓であったり、ドアの引き手部分であったり、丸い意匠が優しく感じます。因みにドアの引き手は、明り窓として通常は使用するものを使っています。手掛りも調度良いですよ。
天井下地の施工にあたって上棟時に設置した棟飾りの幣串(へいぐし)と言う、上棟式に家のお守りとして小屋裏へあげるものがあるのですが、その棟飾りをいよいよ天井裏に納めることになりました。
これから、竣工に向けてしっかりと建物を守っていただき、更に竣工後もしっかりと家を守ってくれます。
それから、フローリングの仕上げ塗装を始めました。
浴室内の工事が進んでます。
ちょっと更新してなかった間に浴槽の据付が終わり、浴室内部壁面のタイル関係を貼ってきていました。
写真の様子は5月23日のブログで書いていました浴室イメージ画像の実際の風景になります。
ターコイズ調のモザイクタイルの中にターコイズ調のガラスブロックがはめ込んでいます。
その、ガラスブロックの話ですが、本来は透明なガラスブロックになります。準防火地域の規制から防火認定されていないカラーガラスブロックは、使用できません。そこで、今回どうやって色を付けた方か?
それは、日曜大工用品でもあるもので『カラーくもりガラス調スプレー』で室内側に塗布しています。これが、外部面になると、又、建築基準法的に認定品ではないと判断されます。
近年、耐震だの防火規制だのと厳しくなってつらいですね。
屋外、屋内と左官工事の仕上げ段階です。
内部では浴室のモザイクタイルを貼るアール面の処理をするために左官屋さんが頑張っています。この成果が仕上のモザイクタイルの流れをより一層きれいにみせてくれます。
外部では、建具周りの化粧枠を左官屋さんがきれいに均しています。
いよいよ下地の作業に入ってまいりました。
外部のモルタル塗り(塗装仕上げのため)、内部石膏ボード貼り、浴室FRP防水塗りになります。
建築において下地作業は構造の次に大事な施工ですね。下地が悪いと最終仕上げに響いてきますからね。また浴室のFRP防水は、丁寧慎重に行わないと漏水などの原因になります。
今日は、東京の物件の内部仕上げプレゼンを行います。それに先立って浴室のイメージ図をアップしたいと思います。。
イメージ画を元にお施主様に仕上げのプレゼンを行うことで、より現実に近いイメージをもっていただけます。下の写真は、照明器具をダウンライトにしたものと、通常あるタイプのブラッケトタイプのイメージになります。照明器具一つにしても空間のイメージは、ググっと変りますね。
この浴室の内装は、ベージュ系の塗り材とタイルの中に、ターコイズ(ガラス調)色のモザイクタイルを一面に張ります。ターコイズの色がとてもきれいに空間を引き立たせてくれています。
今日は、窓について現場報告したいと思います。
この窓は、ブラインド内臓型の押し出し窓です。浴室など蒸気の溜まりやすい部屋に使用されることが多いです。それから条件として、ペアガラスであることと開き窓や引き違い窓など水平方向で可動する窓でないと内臓できません。というのも、外倒し・内倒し・横滑り出しなどはサッシ自体が斜めに傾いてしまいます。傾いてしまうことで、ブラインドの羽根部分が、ガラス面に擦れて小さな傷が入り、ガラスの強度を弱くしてしまうからです。
あとは、浴室に使用するからといってガラスの種類をすりガラスにするより透明板ガラスにするほうが良いですよ。ちょっとした隙間から景色が見えるほうが良いし、羽根の傾きで外からは見えにくいです。
今日は、トリーニが状況確認及び打合せのため現場に入りました。大きく進捗状況が見れる工程ではないので写真のアップが期間空いてしまいすみません。
今日は、曲面のラインを描く屋根が、とてもきれいに微妙なラインを施工してくれていたのでご報告します。
単なる鋼板の平葺きであれば困難はしないでしょうが、今回のように立てハゼ葺きになると少々難しくなります。
屋根の形状に合せて斜め天井になる部屋の断熱材の施工をしております。
通常の天井は、部屋の天井を見上げればわかるようにフラットになっている建物が多いです。フラット天井の場合は、天井裏に敷き込むだけですので施工は困難では無い。今回のように斜め天井の場合は、断熱材を敷き込むだけでは、低い方へズレが生じ溜まってくるのでしっかりと押さえ込んで固定していきます。
また、母屋や垂木の部分で固定していくので固定部分は通常の厚みより薄くなってしまいます。厚みが無くなれば効果もダウンします。そこで、今回は屋根下地の室内側にスタイロフォームを設置した上でグラスウールを更に室内側に施工しています。
断熱材にもいろんな材料、施工方法があります。
鋼板葺き屋根の施工完了。緑青色の鋼板です。和風建築にも合うし洋風建築にも合う、そしてイタリア建築の塗り壁にも、もちろん良く合います。ちょっと空が曇っているので鮮やかさは控えめですがきれいな色ですよ。
それから、外部の透湿防水シートを貼っていっています。このシートは壁体内の湿気を通気層(空気の通り道)を通じて外に逃がし、外部からの水の浸入を防ぐ役目を果たすものです。
屋根下地の施工が完了しました。来週から屋根を仕上ていくようになります。
また、電気の配線も8割程度終わってきています。
それから、前回掲載しましたGVA工法の全景をアップしました。筋交いみたいにクロスでの固定方法ではなく、ひし形で4点固定の構造になっています。通常の筋交いにこのGVAがプラスになって心強い構造になりました。
建物を揺れから守る構造補強材には、様々な種類で様々なメーカーから商品が出ています。その中で今回の建物では、制振工法の『制振ジーバ(GVA)』を選定しています。http://www.gva-tomo.com/
制振ジーバは、芯に振動エネルギー吸収体を取り入れているため建物をガチガチに固定強固にするのでは無く振動に対して伸縮する作用が、揺れを制御します。エネルギー吸収体の部分は、営業の方から現物を体感させてもらいましたが、感触は柔らかくて見た目もきれいです。しかし、見た目以上に引っぱても、裂こうとしても全く破断しません。柔軟に伸縮します。
今回の建物が初体験で、どう効果がでるかはわかりませんが、安全のために設置しているだけで、実際に活躍をする機会は無いことを願います。(m_ _m)
サッシの取り付けを始めました。アルミの色は白です。外装材の色に合せるとどんなイメージになるんでしょうか。まだまだ先になりますがお楽しみに。
それから、金物の取り付けもいろんな箇所で取り付けをしています。
1箇所1箇所、1ボルト1ボルト設計通りに決めた位置に取付けないと最近では検査で指摘を受けてしまうんですよね。今回も、設計通りに取付けているか現場確認をしてきました。
各構造部の金物を取付しました。
写真はごくごく一部ですが、いろんな部位にいろんな金物を取付けています。
写真は、土台と柱の接合部分の金物と、梁の接ぎ部位の金物になります。
金物が無い時代の建物と比較すると、とても頑丈になってきているイメージですよね。
でも、あまりガチガチに固め過ぎてもいけません。柔軟に対応できる構造体で無いと揺れには負けますよ。
天候の影響により少し延ばされていた棟上がついに本日迎えました。
朝から晴天に見舞われ工事も順調に夕刻には終わりました。
そして、お酒で乾杯を。
これからの工事の進捗も楽しみです。
最近、建築の制限などから地下を造る家が増えてきています。このM邸も地下を造っています。写真は、右から鉄骨支柱を打ち込んで『土留め』、土の埋め戻しをしたあと建物の際(中央部分)に断熱材を打ち込んだ『外断熱』、左が地下の躯体になっています。地下部分にはボルテックスという防水材を敷き込むことで湧き水の浸入を防ぎ、外断熱材にすることで結露を防ぎます。高さ制限等で厳しい地域は、地下で有効利用をしていきましょう。しかし、工事費は若干アップします。
4回に分けてのコンクリート打設に併せて最後の鉄筋組み立てが終わりました。
これだけがっちりと組めば建物の土台部分は、かなり強いですね。
基礎の構造部分の下の写真は
地下部分と地下にならない部分の境目の写真です。
建物等の荷重がどの部分でも同等に伝わるように斜めのハンチを施工してます。
幾度と渡って施工をしてきました地下壁、基礎、ベースなどのコンクリート打ち工程で型枠をばらす日が来ました。
きれいにアール面も仕上がっています。
あと少しまだコンクリート打ちが残っていますが、ぼちぼち躯体が姿を現してくるでしょう。
アンカーボルトが通常の位置から少しずれているこの状態は、木造の構造によります。
それは、木造柱下端ホールダウン金物の設置、筋交いの下端の設置を優先したために、構造チェックを行った上で位置移動をしました。
これから何十年と建てられている住宅ですから強い建物にするためにミリメートルの世界で施工をしています。
先週末に配筋の組み立てが終わり、いよいよコンクリート打ちを行いました。
打設前には、空気量試験、塩化物量試験、スランプ値(固すぎてもダメ/柔らかすぎてもダメ)などを計測して問題ないことを確認してから打ち込みます。
今回は、地下階の床下を支える耐圧盤と、壁の配筋の検査を行いました。
地下は土圧を受けるために、通常のスラブと比べると配筋は逆になります。
これだけの配筋であれば、建物もかなり頑丈ですね。
地下外壁のコンクリートを施工するために型枠を組み始めました。
しっかり水平垂直を決めて建てて行きます。
地下階の外壁部分に外断熱とするためにスタイロフォームを打ち込みました。
防水工事を終えて、”基礎の幅や地中梁などの位置を描くため”の捨てコンクリート。”また、鉄筋や型枠に土が着かないため”の捨てコンクリートを打設する工程が終わりました。
これから本体の工事にかかり始めます。
下の写真は土留めの木塀が見えるように地下部分になります。
ベントナイト系のマット材で地下部分のスラブ底の防水が行います。この材料は天然の粘土質の特集粉でできています。ベントナイトの吸収率は粉分の15倍ですし水が進入しようとすると、粘土が膨らんで、目に見えない程の細かいクラックにしみこんで、湧き水、雨漏りを完全にふさぎます。天然素材ですので劣化もせず、永久的な効果があります。アメリカで1930`sに発明されて、土木工事、道路やトンネル工事など使用されて、信頼性の一番高い防水材です。
地盤の強度は特に問題ないですが、スウェーデン式のサウンディング(地盤調査)のとき、データに若干バラつきがありました
ので安全のため表層改良を行いました。土に被害の少ないセメント系の粉材を現地の土と混ぜて戻します。表層改良が
終わったら固い60cmぐらいの層ができました。
無事に値切りができました。
昔は高台の林だったようで、とにかく土はとてもきれいです。
(少しでも家に持って帰って、野菜でも育ててみようと一瞬思いました。)
石、地中外物もなかったので工事は楽でした。
土を「ミニユンボ」という機械で掘りながら、土が崩れないようにH鋼で土留めを作りました。
これから、安全のため50cmほど地盤改良を行います。
この建物の半分は地下室が有りますので、先に浅い部分の基礎のレベルチェックを行います。
駐車スペースの奥にある擁壁を一段解体し、機械を高い地盤に運びます。
朝は神戸を出発した時に、曇り空。
寒いお天気でしたが午後から晴れてとても気持ちいい地鎮祭となりました。
施主様も業者の方も素晴らしい人が集まりましたので、皆で力を合わせて
きっと良い建物になると思います。
神主の方はとても段取り上手で、スムーズに格好良く式が進めました。
最後はお一人で全てあっという間に片付けました。
手伝って上げたいと思ったんですが、神様のものは勝手にさわれないし、
あまりにも段取りがとてもいいので帰って邪魔になるだけ、と思いました。
工務店3社に見積もりを出してもらいました。
見積もりを項目別にして、エクセルで比べていきます。
こうすることで、抜け落ちている部分や、通常より高いか安いか、
工務店の得意・不得意工事が分かります。
今回は設計通り、何とか予算内で収まりそうです。
これから確認申請の手続きにかかります。
丁度法律が変わったので、1年前とは違って一ヶ月半以上かかりそうですね。
2月から、2~3週間ごとに1度、東京へ打合せに行っています。クライアントさんには、ほぼいつも日曜日にお時間を作っていただき、ゆっくりと相談をしながら展開図、家具図、キッチンのレイアウト、照明器具などを決めてきました。
そうして、やっと、実施設計が完了、意匠図面46枚、構造図面20枚、設備図面9枚、合計75枚の設計図書になりました。
これから工務店3社に見積もりを依頼して、金額のみならず得意不得意分野を見極めていきたいと思います。
東京のプロジェクトは順調に進んでいます。先週、設計監理契約を結び、今回は間取りを再確認していただくために模型を用意しました。各階と吹抜けとの関係が明確になり、広さや間隔をつかみ易くなったと思います。
外観イメージは、オーホワイトの塗り壁+銅色のカラーガルバリュームの屋根。
内装の壁は珪藻土で仕上げて、自然素材をふんだんに取り入れる予定です。
先月発売された「新しい住まいの設計」をご覧になられた方から連絡を頂きました。(ドディチドディチが紹介されています) 東京からのご依頼で、旗ざお地に木造住宅をご検討とのこと。早速、提案をお出しいたしました。 敷地が、道より高いレベルにあるので、できるだけ道と玄関の高低さを小さくし、上りやすい階段をお勧めしました。玄関から半階だけ下りると、広い地下室(納戸)があり、半階上ればLDKと水周りがあります。2階には個室、クローゼット、書斎など。 心地よい、明るいお家を作り上げていきたいと思います。 |