公共プロジェクト 公共物は多くの人々の日々の習慣にインパクトを与えるという点が重要です。結果に注目することは重要ですが、プロセスもまた同様です。 都市の修復に成功すれば、その利用価値と近隣の実質的な財産価値を著しく高めることができます。 このプロジェクトは、姉妹都市であるミラノとの友好関係を祝福するためのモニュメントを創ろうという大阪市の計画に基づくものです。そのため、この広場のフロアはミラノのガレリア・ヴィットリア・エマヌエレと似せています。1901年のガレリア建設に参加した業者が今回モザイクフロアを手がけました。 私たちはミラノの歴史風土が肌で感じられ、かつ大阪のコミュニティの顔となる"もう一つのガレリア"を創り上げるべくプロジェクトを進めていきました。 スケールや材料のコーディネーションを的確におこなってデザインを決定し、イタリアの工房にて詳細な施工図と、個々の部材の製作が行われました。 現実に即したデザインと熟練した本場の職人の手によって、遠く離れた現場でも施工がスムーズに進められます。 私たちのノウハウによって、この現場作業は墨出しから1週間で完成へと至りました。 |
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炭だし | 大理石外周 | モザイク |