[基礎検査] 基礎は、鉄筋コンクリートでつくります。コンクリートを流し込むための型枠を設置し、その中に鉄筋が張り巡らされた段階で、配筋検査を行います。型枠面(コンクリートの表面にあたる部分)から鉄筋までの距離(かぶり厚)をチェックして耐久性上問題がないか検査します。水道やガスの配管が所定の位置に設置されているかなども確認します。 その後、コンクリートが流し込まれ(打設)、基礎が造られた段階で、コンクリートの強度などを検査します。 ◆何もなかった敷地に基礎が造られると、各部屋が思ったより狭いように感じられることがありますが、実際に部屋ができれば納得いただけますのでご安心ください。 [上棟] 基礎が造られるのと並行して、工場では構造用木材の事前加工(プレカット)が約1ヶ月の期間で進められます。基礎ができたところでそれらの部材は現場に運ばれ、組み上げられます。2日間程度であっという間に屋根(棟)が上がった状態(上棟)となります。 このとき、慣例として「上棟式」が行なわれ、施主であるお客様には工事関係者をねぎらっていただく場となります。 建物は壁が張られていない骨格だけの状態ですから、間取り、出入り口の位置などを大まかに確認していただくことができます。どこに何ができるかなど一緒に見ながらご説明しますが、もし、気になる点があれば遠慮なくご相談ください。この段階なら比較的変更も容易ですし、ご希望に沿えるようしっかりと対応させていただきます。