MISSION – まちなみ伝道者
私たちは、常に「まちなみ」への意識を持ちながら個々のプロジェクトを考えていきます。 日本のアイデンティティが高まったはずの現在、日本独自の主体的なまちづくりが果たしてできているのでしょうか。
今こそ自ら確信をもつことのできるまちづくり、そして美しいまちなみの実現が必要だと考えています。
Bello – きれい
「きれい!」という素直な感覚を大事にしませんか。 美的感覚は人それぞれであっても、おおかたの人々が素直にきれいと感じられるものはやはりあるはずです。 美しさにはそれなりの理論もあります。ある一定のコンセプトやキーワードを大切にして作られたものには一貫した美しさがあり、心地よい家、美しい街並みにはそうしたアプローチが不可欠とも言えます。 その場所にいつまでも居たいと感じられることが人を惹きつけ、活気あるまちを創造するのではないでしょうか。
Passione – 愛情
自分が好きな人は自分に磨きをかけるために投資をします。ペットが好きな人のペット、車が好きな人の車、それらは オーラを放っていませんか。 居心地のいい家、素敵なレストラン、魅力あるまち・・・。 多くの人はおそらくそれを望んでいると思います。 しかしながら、枯れた植物、汚れた看板、剥がれ落ちた外壁、などをよく目にします。 どうして、手入れをしないのでしょう。 暮らしのベースにあるものをもっと大切にしませんか。少しの手間、少しの投資を継続することで、将来的にも素晴らしい居心地を手にすることが可能です。 まず自分の身の回りの環境・モノに愛情を注ぎましょう。
Regola – ルール
良い暮らしをするためにルールが必要です。 ルールに縛られるのはいや...という考え方ではなく、良いルール を作っていこうという一人ひとりの姿勢が、よりよいまちなみを生みだすのではないでしょうか。
目的を達成するために話し合うこと、そこに関係する人たちにとって最適な解を見つけ出すこと、そういうプロセスがあってはじめてルールが生きてくるのです。 意味が理解されないまま形だけ受け継がれているルールは、形骸化しルールに対する偏見をもたらします。より良い暮らしをしたい という目的のために、偏見を排除する努力も必要なのです。