1990年代のホテルの再生プロジェクトです。
奄美の爽やかな海のイメージにあわせて、ターコイズ、ベージュ、ブルーをメインにカラーコーディネートしました。
ターゲット層は、家族連れや、女性同士、お一人様、魚釣り好きの方など。
構造・規模: (客室棟)鉄筋コンクリート造3階建て (レストラン棟)鉄骨造平屋 EXP.J
用途 : ホテル
面積 : 建築面積 871.32㎡ 延床面積 1,432.06㎡
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エントランス
時代を感じさせてしまっていた庇に曲線のパラペットを設置。
モザイクタイルで南国らしく、また、お客様の半数以上を占める女性の方に喜んでいただけるよう、少々かわいらしく仕上げました。
もちろん、ロゴも一新しました。ホテル ”カレッタ” はアカウミガメの学名です。
Cの文字をウミガメのフォルムにデザインしました。
ホテルの顔ともいえるエントランスのロゴです。ステンレスプレートレーザーカット+焼き付け塗装(黒)で仕上げて設置しました。
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カレッタ=ウミガメのモザイクタイル
ロビーの床は、白い磁器質タイルに、モザイクタイルでアクセントを付けて、天井にはシャンデリアを配置しました。
白い床とミントグリーンの扉とのコントラストで爽やかに。
床にモザイクタイルで大きく描いたカレッタ=ウミガメが、宿泊客のリゾート気分を盛り上げてくれるよう演出しています。
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フロントからの眺め
フロントからの眺めです。
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アーチ型のニッチ窓
高さ違いの複数のアーチ型のニッチ窓が、空間にリズムを与えます。
フロント
フロントは元のカウンターを再利用し、床材であるアンティークストーンの模様のビニールタイルで個性的な天板に仕上げました。
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ブランコ
ソファーセットの傍らに、さりげなく、ブランコ2台も設置して遊び心も忘れずに。
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ガーデンサイドロビー
落ち着いた色合いのソファコーナーを作りました。
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バー
白を基調に、ミントグリーンでアクセントを添えた解放感のある空間です。
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ロビーから見たバー
白を基調とする清潔感のある空間に、カラフルな小物の色が映えます。
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レストラン廊下
厨房に面する窓を黒板に変えてメニューボードとして使用。
天井のシーリングライトを撤去しガラスのペンダントライトに変更。
無機質な柱にはブルーの幾何学模様のタイルのようなシート(アメリカ製)を貼ることで、地中海のリゾート気分を演出。
ウェルカムな空間になりました。
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レストラン
レストランもイメージ一新です。
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エレベーターホールに向かって
エレベーターホールに向かっての様子です。
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エレベーターホール
ミントグリーンを基調に、白いアイアンの装飾も添えてロマンチックに演出しました。
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外観
ホテルの外観です。本館の外壁を完全に塗り直しました。写真からお分かりいただけますでしょうか、白に水色のトーンが入ったオフホワイトです。
窓廻りや庇に薄いターコイズのアクセントを加えました。ブルーはイメージカラーですが手すりや窓サッシのブラウンカラーとの調和を考えてこの色を選びました。コンクリートの段差があったバーベーキュースペースを埋め戻して芝生を植え、段差を解消しました。
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プール
プール廻りは「道」「植栽」「砂浜」をイメージした色で分けて塗床で仕上げました。
子供たちが豊かな想像力で、海岸の砂浜や松の並木の小路を想像しながら遊んでくれるでしょう。
また、一色で仕上げるよりも紫外線のダメージ、汚れや老朽化のことを考えると長くきれいなイメージを保てると思います。
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客室
宿泊客が一番気になるところですから、快適さを追求しつつ、あらゆる方法を駆使してローコストの改装を実現しました。「さらに」をクリックしてビフォアの写真もご覧ください。
客室2
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