神戸元町の小型オフィスビル
コンセプト:ALCの外観。装飾のために予算を一切使わないで、建材の特徴を生かした個性、高級感、安心感が伝わる外観。構造・規模 :S造 新築
用途 :事務所
延床面積 約 241㎡ (4階+ペントハウス)
運営を中心的に担う「ザ・ミッション・トゥ・シーフェアラーズ」(船員奉仕会、MTS)は、1856年に発足した英国国教会傘下の団体。世界各地の港に支部があり、神戸は明治28年の設立。1987年に現在地に移転した。宗派・宗教や国籍を問わず、施設の扉は誰にでも開かれている。
昔は多くの船員たちが神戸のセンターを利用されました。電話、両替、医療関係での相談、通訳・翻訳のサービスそして主教目的は主でした。しかし、携帯電話、自動翻訳のアプリー、社会や経済の変化により、またはコロナの影響を含めてセンターの役割は強まる中で(神父さんは船の上までで向かうなど)、センターに尋ねるユーザーの数はアット的に減りました。
2023年に40年古い建物を解体し、一部の土地を手放したうえで、神戸元町の中心部に存在を残しつつ、もっと使えやすい、合理的な建物を建て替えることになりました。
1階:入口、駐車場2台
2階:集会場(30人程度)
3階・4階:事務所
5階:塔屋、屋上
エレベーターがないので、なるべく上りやすい階段を企画しました、1.5階を登て、次のレベルにたどり着くので、各階の入口の位置は左右に代わっています。
鉄骨階段の下場も表しにして、床材は木目のシートを使用し、船っぽいの雰囲気を演出させていただきました!