大吉の地鎮祭
昨日の地鎮祭で、尋ねられたことがあります。
机に置いてあるお供え物は、お酒ですが、手前の分はもしかしたらワイン?
はい、そうです。。。
日本酒も好きですが、ドディチ・カラーを出して、イタリア風にしております。
もちろん、イタリアで地鎮祭のような式はないし、ワインの瓶を縄で縛ってお供えをする習慣もないですよ!
単純に、一升瓶の代わりにワインを差し上げているのです。
ご自宅で、日本酒をガンガンを飲む方も少なくなっていると思いますし、思い出のワインを特別な機会に開けて、ご夫婦で楽しんで頂きたいと思っております。
いつも、酒屋さんで、縄張りとのしを頼む時に驚かれます。日本語で上手く伝えれないと思われて、若い店員さんが出てきて英語で対応をしてくれます。
何度も説明をすると、やっとわかってくれます。そして、ベテランの方がもう一度現れて、笑顔満載で丁寧に縛ってくれます。
一升瓶より、小さいので縛り易いと思うけどね!
話は変わりますが、「なぜ大安の日を選ばなかったの?」と言う質問もされました。
では、地鎮祭の日程選びに関して、工務店さんから仕入れた情報を公開したいので、ご興味のある方お読みください。
昨日の地鎮祭は、吉日のカレンダーによると「先勝」の日でした。
大安ではないですが、午前中であればもちろん「吉」ですので問題ないです。
更に・・・
「仏滅」でも、建築や開業に、相応しい日があるってご存知でしたか。
同じく、「大安」でも、新築祝いに相応しくない日があるので、ご注意ください。
工務店に尋ねると、『六曜』よりも、 『十二直』(じゅうにちょく)を気にされる親方が多いそうです。
かくゆう、私どもの設計事務所は「スタジオ・十二(イタリア語でドディチ)」と名付けておりますので、「十二直」へ自然と耳が向いたのです。
「十二直」に関して詳しく知りたい方は、Wikipediaをチェックするのをお勧めします。
では、話をまとめますね。
『六曜』によると「先勝」で悪くない日でしたが、それよりも「十二直」によって「満(みつ)」でした:建築に関してめちゃくちゃ吉な日でした!
雨も前の記事に書いた様に、幸運のサインだといわれています。
確かに、テントの下で式を行いながら、周りには柔らかい小雨の霧に囲まれて、遠い音さえ吸収されているようで、夢の中にいるような感じでした。
この状況の中で、神様が下り易いのは間違いないとなんとなく納得しました!
これからも暦の中段にある「中段の十二直」を認識をしながら大切な日を選んでいっても面白いかもしれません!