オリーブの木
先日、淡路で建設した別荘にオリーブの木を植えました。
苗木なら何処の植木屋さんでも手配出来るのですが、高さ3mの木ともなると、簡単に手に入りません。
そこで、小豆島のある町の観光課にいきなり電話し、イタリアの例などを引き合いに出して、環境保全の立場からオリーブの木の入手経路を尋ねました。
イタリアでは一時、アメリカの西海岸のお金持ちのために、200年も300年も経った木を抜いて船に積み込んで運んだ業者がいたそうです。オリーブの木は船の中で7割くらいが死んでしまいましたが、それでも採算が取れたのでしょう。今は、イタリア政府が輸出を禁止してオリーブの木を守っています。
最終的にたどり着いたのは、豊島の民間会社のオリーブ園。産業廃棄物問題で大混乱になった豊島に、緑を復活させるため、オリーブの苗木を育てて植えると共に、成長した木を販売することで地元にお金が還元されることとなりました。
今、そこで買ったオリーブの木が3本、淡路島の別荘に見事に植わっています。