キリストの埋葬

イタリア館の中には「美は希望をもたらす」をテーマに掲げたバチカンパビリオンがあり、そこではバロック美術の巨匠、カラヴァッジョが描いた名作『キリストの埋葬』の展示を見ることができます。
普段はバチカン美術館に厳重に保管される門外不出の名画です。
真っ黒な背景に2メートル以上もある絵画がスポットライトを浴びています。
裏話:
設置の時は皆かなり緊張をしていました。「も少し左。。。」・「も少し右。。。」
最後に、別の現場から垂直のレーザーのレベルを借りに行ったので、すぐに解決しました。
また、絵の下地の枠を固定するために電動ドライバーでねじ止めをしました。
ドキドキをしながら、一本一本を止めて、まるで手術室の空気感で、皆が息を止めました。
繊細な425年前の油絵の湿度管理は大事ですので、特殊なガラスショーケースに入れました。
イタリア館のワークスも要チェックです🍕