ご相談
最初のご相談は無料です。
新築、リフォームなど家に関することなら何でも、 ご遠慮なくご相談ください。
きっと、スタジオ・ドディチの雰囲気を分かっていただけると思います。
ご相談受付時間:月~土曜日 10:00~18:00
いつお越しいただいても大歓迎ですが、打ち合わせや現場監理などで不在の場合がございます。
確実にお会いできるよう、 事前にメールまたはお電話(078-262-6812)で問い合わせください。
ご相談の際は、ご検討中の土地の情報、既存建物の図面、イメージ写真などの資料をご持参いただければ、より具体的なアドバイスをさせていただくことができます。
※ヒアリングシートと個人カルテをダウンロードして、 ご記入いただきますと、情報が整理されますのでどうぞご活用ください。
建築家は家を建てたい人の顧問弁護士
「家を建てたい」人には、「ライフスタイルの夢」が少なからずあると思います。あの場所で、こんな家に住み、こんな暮らしをしたい、という思いがあればその夢をあきらめることなく実現したいものです。
一方「家を建てたい」人は、予算という制約条件を持っています。また、すでに土地を確保されている場合には、 敷地の大きさや形、近隣の建物といった場所の条件も持っています。
これらの「思い」や「条件」は人それぞれであり、一律に決まるものではありません。むしろその違いがあるからこそ、 皆が個性的な暮らしを手に入れることができるのです。
建築家は「家を建てたい人」=「クライアント」各人の個性を大切に考え、その夢を実現するために働く代理人 (エージェント)です。建築家の評価はクライアントが決めるものですから、建築家は何よりもまず、 クライアントを優先してプロジェクトを進めます。プランからデザイン、コスト管理、建物のチェックに至るまでの 数々の手続きをクライアントに成り代わり、プロの立場で確実に進めていきます。
無料相談
すでに家を建てる場所(敷地)について具体的な計画をお持ちの方(敷地の取得有無は問いません)、または現在の住まいのリフォームをお考えの方は、事前にご連絡の上、・敷地の図面、または現在の建物の平面図をご用意いただいて、相談にお越しください。 ご希望やご家族のライフスタイルのことなどをざっくばらんにお聞きしながら、適切なアドバイスをさせていただきます。その際、もし「住みたい家はこんな家」というイメージがありましたら、雑誌の記事や写真等で結構ですのでお持ちいただきますと、より具体的なお話も可能です。(ご相談に要する時間は1時間~3時間程度です。)
プランニングのご依頼と提案
弊社に興味を持っていただき、建築のプランをご希望でしたら、お客様の敷地や現状建物の状況、間取りなどのご希望をお聞きした上で、初期プランニング料(2万円)をお納めいただき、約2週間の期間をいただいて基本プランを作成し、ご提案いたします。
内容は、
などになります。
この時点で改めてご予算の確認をさせていただき、必要な費用について大まかにお伝えします。
(初期プランニング料は、設計監理契約まで進んだ場合はお返しいたします。)
設計契約
ご提案しました プランをお客様に検討していただき、内容や今後の進め方、予算との兼ね合いについて納得いただけましたら、実施設計に向けての設計監理契約をおすすめします。
設計に必要な費用-設計監理料-については料金についての「設計監理 B2C B2B」をご覧ください。
契約後は、実際に家を建てるために必要な設計図面や仕様書を順次作成していきます。理想の家を現実のものにしていくという大切なプロセスですので、次に説明しますように、お客様と何度も打合せを重ねながら、一歩一歩進めてまいります。
打合せ・確認
約2ヶ月の間で実施設計を行ないます。この間にも構造、下地、仕上げや設備等についてお客様との間で個々の打合せをさせていただきます。ご都合の良い日(休日など)を利用して6回~8回程度の打合せとなりますので是非お時間をとっていただきますようお願いいたします。
打合せ例
- 詳細平面図、立面図について
- 展開図、造作家具図について
- 仕上表について
- 設備仕様について
- キッチン、仕上げ材など設備、建材の商品選び
(カタログ・ショールーム同行)
入札・施工者決定
実施設計が出来上がった段階で、設計図・仕様書一式をお客様にご覧いただきます。仕様について承認いただけましたら、複数の施工者に図面一式を配布して見積もりをとります。お客様から施工者のご指定があれば、その施工者にお任せする場合もあります。
回収した見積もりが要望に対して十分でない場合は施工者と交渉して適正になるように調整します。
このように、施工者を比較検討したり、プロの立場から調整を行なえることは、設計事務所に依頼していただく大きなメリットです。
着工
施工者が決定すると、お客様は、施工者との間で工事契約(本契約)を取り交わしていただくことになります。これを機に、いよいよ家の建築が始まります。着工時は慣例として、施主(お客様)・設計者・施工者の三者による「地鎮祭」を実施されることをおすすめしています。
基礎検査
基礎は、鉄筋コンクリートでつくります。コンクリートを流し込むための型枠を設置し、その中に鉄筋が張り巡らされた段階で、配筋検査を行います。型枠面(コンクリートの表面にあたる部分)から鉄筋までの距離(かぶり厚)をチェックして耐久性上問題がないか検査します。水道やガスの配管が所定の位置に設置されているかなども確認します。
その後、コンクリートが流し込まれ(打設)、基礎が造られた段階で、コンクリートの強度などを検査します。
何もなかった敷地に基礎が造られると、各部屋が思ったより狭いように感じられることがありますが、実際に部屋ができれば納得いただけますのでご安心ください。
上棟
基礎が造られるのと並行して、工場では構造用木材の事前加工(プレカット)が約1ヶ月の期間で進められます。基礎ができたところでそれらの部材は現場に運ばれ、組み上げられます。2日間程度であっという間に屋根(棟)が上がった状態(上棟)となります。
このとき、慣例として「上棟式」が行なわれ、施主であるお客様には工事関係者をねぎらっていただく場となります。
建物は壁が張られていない骨格だけの状態ですから、間取り、出入り口の位置などを大まかに確認していただくことができます。どこに何ができるかなど一緒に見ながらご説明しますが、もし、気になる点があれば遠慮なくご相談ください。この段階なら比較的変更も容易ですし、ご希望に沿えるようしっかりと対応させていただきます。
構造・各種チェック
上棟後は約3ヶ月の期間を要して、屋根、外壁、サッシ、床、内壁、設備、建具...といった具合に施工が進められていきます。この間にも、必要に応じて最低でも2週間に1度は現場を訪れ、図面や仕様書で指示した通りに施工されているかどうかのチェックを行います。これ以外に行政による確認が必要な場合もあります。お客様からのご要望等、特に注意しなければならない項目があれば、施工時点でお客様と一緒に集中的に現場を訪れて指示・確認を行う場合もあります。とくに内装仕上げや造作家具、設備機器などはお客様の嗜好によるところが大きいので、現場で打ち合わせて決定する場合もあります。
終盤の外装、内装の仕上げや器具の設置の段階にならないとマイホームのイメージが見えてきませんので、工事が進んでいないのでは?と心配されるかも知れませんがご安心ください。最後の1~2週間は毎日のように変わって、みるみるうちにマイホームになっていきます。
竣工
建物が完成すると、施工者、設計者が検査・確認を行ない、お客様にもご説明しながら各部の仕上がり、使い勝手などを確認していただきます。行政による完了検査をパスすれば正式に施工者からお客様へ引渡しが行なわれます。
この時点で弊社による設計監理は終了いたしますが、建築に関するご相談には引き続きお応えしてまいります。新しい住まいで気になる点があれば改善いたします。追加で造作収納が必要、などといった新たなご相談、将来的にはリフォームの必要が生じたときなどにも、どうぞ遠慮なくお声がけください。お待ちしております。
コンセプトシート・イメージスケッチ
ドディチ・ドディチは、設計のご依頼があった時やコンペ等の際、お施主様の希望条件を入れた最初のご提案として、プレゼンテーション資料を作成します。これは、コンセプトやイメージ、平面図・立面図・などA3版で数ページ以内のプランと、模型写真や3Dによる内観パースとからなる資料です。いわばお施主様との「ご挨拶」とお考えいただければと思います。
コンセプトは、住宅など建築のねらいを明確にするものです。基本的にはお施主様の希望条件から発想しますが、ドディチ・ドディチの視点でご提案する場合もあります。例えば「光と風を採り入れる」といった具合に最も大きな関心事はコンセプトとなります。イメージは、その建築のベースになる思想や感覚的な情報をお伝えするものです。
平面図
敷地の中にどう建物を配置するか、建物の中でどう間取りを作るか、ということを平面図で表わし確認します。家族が一緒に過ごす場所、プライベートな場所、家事スペース、サニタリーといった具合に、イメージしている生活スタイルがそこで実現できるかどうか、広さはどうか、導線はスムーズかなどを考えていきます。 私たちは与えられた条件の中で施主様にお勧めできることはご提案します。 この例ではパッシブソーラーシステムや通風・採光についてスケッチを交えてご提案していますが、例えば珪藻土など自然素材の使用、ペットのための床材、屋上緑化、ローコスト材の使用、あるいは輸入建材、という風に、そのときの条件に適した情報をお知らせします。 そこからピンとくるものがあれば、さらに具体的な検討に入っていきます。
立面図、模型
建築にとって外観は大切な要素です。特に都市部においては、住まいは住む人のためにあると同時に、その街に一つの風景を提供するものでもあります。建物のデザインを街並みに同化させるかどうかはそのときの状況にもよりますが、住まいにとっては何よりもまず、心地良さや安心感、そして楽しさが感じられることが必要だと考えています。着彩した立面図により色やテクスチャ、形状などを確認します。模型ではボリューム感や、間取りについて確認できます。例えば正方形や円形の窓、曲面の屋根や外壁、といった形状や、イタリアンスットゥッコ、タイル、ガラスブロック、ガルバニウム鋼板(屋根)といった素材の使用は、ヤコポ・トリーニの住宅デザインの特徴です。お施主様からデザイン上のご要望があれば、柔軟にデザインを検討していきます。
インテリアパース(3Dによる内観イメージ)
内部空間(インテリア)のイメージはコンピュータグラフィックスで作成します。計画された住宅プランで、実際どのような部屋ができるのかをシミュレーションすることにより、図面だけでは理解しにくい暮らしのイメージを描くことが可能となります。 内装仕上げとして使用する素材によって空間の雰囲気は大きく変わります。また家具や収納の配置によっても使い勝手や広さに違いが出ますから、部屋の用途に対して基本的に必要なアイテムを考慮しながらトータルで空間を考えていきます。自然光の採り入れ方や照明方法に至るまで具体的な検討に皆が参加できるというメリットがあります。
詳細平面図、立面図
プランで決定した基本設計では細部の寸法等が明確になっていないため、改めてそれらを具体的に示すための図面を作成します。図は住宅の1階平面図と立面図(側面)です。平面図はフロアごとに、立面図は各方向から見た形状・寸法を表わします。この他にも、基礎や床、屋根や天井、部屋の断面などの図面、木造の場合は軸組(柱・梁などの骨組み)の図面なども作成して、それぞれの部分が誰の目にも明らかになるようにしていきます。
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展開図、造作家具図
展開図は各部屋の壁とそこにある窓や造り付け収納など、壁面を構成するものの位置関係を表わします。それぞれ設置される建具や造作家具の詳細は、別途作成する一覧表で明確にします。建築に一体となる造作家具や特注の家具、店舗においては什器の図面も適宜作成します。右図は玄関カウンター、洗面カウンターを示すものです。内装や家具は素材や仕上げも多岐にわたってきますので、それらについても図面や一覧表を見ればわかるようにしていきます。
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