スラブの配筋検査
今日は晴海が丘の別荘の現場へ行きました。
瑕疵担保保険の検査の前に、スラブの配筋を確認しました。
まだ、立ち上がりの部分を組み立てている最中ですが、
僕らにとって一番大きな目的はスリーブの配置の確認。
配管を通すために、コンクリートのスラブに開口を用意をしないといけません。
もちろん、後でアナを開けるのはもったいないですので、打設の前に「ボイド」を置きます。
ダンボール製、またはプラスチック製のパイプを置けば、
その中にコンクリートが流れない→穴として残ります。
「ここにトイレが来るので、排水、給水が必要。」、
「2階へ給湯の管を上げるために、シャワーユーニットと壁の隙間を利用して、スリーブはここ!」。
設備図と確認しながら、スリーブを伝って、中から雨が侵入しないように考えながら確認します。
設計で想定をしていた箇所は施工上で難しいければ今のタイミングで変更をします。
今回は高基礎ですので、電気の配線のための取道を加工しないといけませんね。
プールの梁と持ち出しのテラスの形はなめらかなにクロスをして綺麗ですね。
外周に手摺の指柱用のスリーブも用意しています。
コンクリートを流し込んだら変更できなくなるので、今の内想像しながら、一か所一か所を確認します。
型枠屋さんはきちんとしてくれますが、傾き検査をさせて頂きました。
いけるところまで、レーザー レベルで壁に縦の赤い光の線を映しながら柱と壁は真っ直ぐかどうか確認しました。
狭いところ、地面は傾いているところに「下げ振り」という道具を使って、
柱の天から重しを下げて頭からの郷里と足元での郷里を図ります。柱の高さの1%の傾きまで許せます。