知り合いの銘木屋さんから、黒檀の床柱を仕入れて、これから大工さんに料理をしてもらうので楽しみですね。

実は、最近関西では本物の黒檀の床柱は全然手に入らないです。先日、明石の近くの材木屋さんへ探しに行きましたが「２、３年前までシート張りの柱と突板張りの柱がありましたが、突板で頑張っていたメーカーさんもあれからシート張りに代わりました」と言われました。

折角の主人公なのに、印刷したプラスチックのシート張りでは許せないと思って、探し続けました。大阪の材木市場に電話で問い合わせをしましたが一本だけ残っていて、しかも高額なのであきらめました。

その時、ダメ元で千葉の材木屋さんに心を開いて相談したところ、なんとも素晴らしい黒檀の柱を見つけてくれました！しかも、写真からご覧のいただけるとおり、突板張りではなく、単板張り！（突板の約50倍の厚み）。値段的にも、長押（なげし）と床框込みで、大阪の業者の値段の半分でしたのですぐ振り込みをして送ってもらいました。工務店さんは費用を返してくれるかな。

床の間は下地まで完成しました。今から塗り壁や和紙でさわやかでありながら落ち着いた和室になりますので是非楽しみにしてください。