社屋・店舗
デザインは偶然的でない
「自然は真の知識の源です。自然には独自の常識、独自のルールが有る。原因のない効果は有り得ない。必要性のない発明は存在しません。」
Leonardo da Vinciが言うように、鳥のくちばしの機能、タンポポの作戦が示している様に自然は合理的だからこそ美しいです。
中世時代からヴェネツィアのゴンドラで使用されているパドルの受けも機能的な意味が有った上でアート作品の様に斬新で美しいです。
デザインは「装飾を加える」事ではない!内面美を目指しています。
イタリアのブランドの秘密
No.1 「引出」
伝統は火の管理です。灰の崇拝ではありません。(トマス・モア)
上記の引用はずばりイタリアのブランドの秘密です。
Prada、Gucci、Armaniは伝統を尊敬しながら、斬新な商品を開発しています。植物に例えると、歴史に深く根っ子を伸ばして、常に新鮮な花を咲かせます。経験が有って、色んな「引出」が有ってこそ、新しい花を咲かせる事はできるのです。
イタリアのブランドの秘密
No.2 「デザイン」
「アレッシ兄弟」は1921年に結婚式祝い用のシルバー製のアクセサリー専門メーカーとして設立されました。市場の変化に合わせて1950年~CarloAlessi氏はシルバーにこだわらず斬新なデザインが特徴の食器・雑貨を作り始めました。
イタリアのブランドの秘密
No.3 「柔軟性」
1861年にトリノの王様はイタリア(ローマ以外)を一つの国にまとめました。1870年にローマに首都を移すことは出来て、香水、高級服、チョコレートそして馬車の製作所しかなかったトリノ市は新たなアイデンティティーを探し出す必要性が迫って来ました。
これをきっかけに馬車から→自動車のボディーの製作やデザインに展開したと言う背景があり工業デザインで有名デザイナーのPininfarina 、Giugiaro、Bertone、Zagato、Frua、Ghia、Gandiniを育てて来ました。
イタリアのブランドの秘密
No.4 「一個ずつ」
木造建築の場合は大工さん一所懸命考えて、納まり、ディティールを計算して柱や梁を切断する。失敗が許されないから男らしいくて、格好いい。
石造建築の場合はレンガを一個ずつ積んで、切るよりも付足す方式です。ミケランジェロ等の有名な建築家は建物を見ながら試行錯誤をしていました。プロセスは格好悪いかもしれないですが現実的ですね。 マキャヴェッリがいうように結果が手段を正当化する!
studiododiciのこだわり
No.1 「全体図」
社屋、店舗、展示ブース、ロゴ、ホームページは欠かせない営業ツールです。反対に、企業のイメージ・目標を元に「ストーリー性」のあるブランディングをまとめれば、一気に、自然と全部は決まってきます!
studiododiciのこだわり
No.2 「対話式の設計」
CGを使って、リアル感の優れたプレゼンテーションが出来ます。
しかし、スタジオドディチが得意とするのはシンプルなモデリングを使って、空間、納まり、仕上げ材のバランスを前もって確認する作業です。情報交換、世界観の共有が主な目的です。また、2次元の図面は分かりにくい時、着地点を共有するために現状の写真を合成し、調整していく事も多いです。
studiododiciのこだわり
No.3:「結果」
土地の有効利用に関しても、中古物件の再生に一番大事なポイントはヒアリングです。コンセやブランディングを理解して、問題点を解決し目標を形にすれば、蛙を王子様に変身できます!
(この例では、壁の位置、家具をそのまま利用しました)