大屋根リングを有効利用しましょう。
昨日撮影を行い、今朝関西テレビのニュース番組の中で大屋根リングに関して、私のインタービューが放送されました。話の一部だけを切り取られて、「大屋根リングを保存するのにコストがかかる」という意見を勝手に僕に言わせた内容になっています。ガッカリです💧
本当に気持ち悪いです💧
僕としては、是非!大屋根リングを残して、有効利用をしたいです!
撤去をしたい派の方は集成材が雨風に頼れないといわれてます。
材質の話ですが、確かに東大寺のような建物で使用された材料(無垢材・古い原生林)と違って、1000年は持たないかもしれない。
でも、1000年を使用したいって誰も言ってない!
100年と言わず、50年でも使えたら十分じゃないですか。
梁の切り口だけ保護者をすれば十分劣化を防げる。
メンテナンスコストに諸点を当てるよりも、「どんなビジネスチャンスをこれからも生み出せる」か議論をすべきです。

リング内の面積は約10万坪、六本木ヒルズの約4倍です。
ここにスマートシティーを作れば(オフィスビル、大学、ショッピング施設、公園、住宅)十分に地代、テナント費、管理費で十二分に!
近視眼的な「節約」よりも、ビジネスチャンスを生かして、企業有地をし、経済と雇用を応援して、メンテナンス費用を支払える仕組みを考えた方が賢いのではないでしょうか。
また集成材やCLTのメンテナンスは十分可能です。
物理的に、技術的にメンテナンスは全く問題ありません。
それこそ、人類はお月様まで行っているのに、集成材を保護できないのが論外の話です。
where there is a will, there is a way = 精神一到何ごとか成らざらん!
(意志あるところに道は開ける)
200mだけを残す話、個人的に反対です。
建物、工作物に機能があるので、生きている。機能が無ければ、只の剥製になります。
少し残酷な例ですが、「象さんが好き」と言いながら、象牙だけ取って飾るみたいな行動です。

上記のような話を散々しましたにも関わらず一部だけを切り取られて、嘘のインタビューがニュースで放送されました。
メインストリームと違った意見であれば、カットをされるのは仕方ないですが、その人に言いたくないことを言わせるのが残酷すぎる。
ヤフーニュースのページでに「キャプションのみ」修正を頂いたが、放送された内容は私の考えではなかったので、このブログと、フェイスブックのページで意見を共有します。
最近は色んな「大屋根リングのリサイクル案」のうわさ・ニュースが流れています。例えば、木材チップにして、バイオマス燃料として使えるから「サステナブル」だとか。
または、能登半島の被災z日に仮設住宅の材料として使えるから「社会貢献ができる」。
「リサイクル」は危ない言葉です。マネーロンダリングと同じように表が綺麗になっても、事業の本質は汚いです。
本当の「サスティナビリティ」は三つのRを順番に目指しています。
REDUCE (削減)=影響ゼロ
REUSE (再利用)=持続可能
RECYCLE (ゴミの種類)=環境に対して最小限な拝領
色んなメリットを吐き出す万博のために REDUCE できなかっただからこそ、
REUSEを優先するべきです。
「リサイクルができたらいいんちゃう」という目標は低すぎます。
特に「 いのち輝く未来社会のデザイン 」のテーマの万博会場だと恥ずかしいです。リサイクルは立派な諸費です。特に、有効利用ができるなら、受け入れられないです。
大屋根リングを残して、その350億円+たくさんのエネルギー、愛情、汗、涙という財産をこれから実らせて、毎年350億円の価値を生み出せるような都市計画をしたい。そのためね、皆さんはぜひアイデアと力を貸して頂き、優れた戦略を考えましょう!
ヤコポ
PS:
万博は最高の平和活動であると思います。
なぜならば、違う文化、考え方を知ることによって恐怖心がなくなって、”Fight-or-flight response” (闘争・逃走反応)を解除する。
子供に「友達と喧嘩をするな」というと、おそらく効果はないですが、
「友達と遊んでもいいよ」と言えば、好奇心やオキシトシンが喧嘩を自然に要望できます。

円の形になっている大屋根リングは世界で最大の平和のシンボルになっています。ぜひ守りましょう。
