東京都世田谷区M邸:ブラインド内蔵型窓

今日は、窓について現場報告いたします。
この窓は、ブラインド内臓型の押し出し窓です。浴室など蒸気の溜まりやすい部屋に使用されることが多いです。それから条件として、ペアガラスであることと開き窓や引き違い窓など水平方向で可動する窓にしか内臓できません。というのも、外倒し・内倒し・横滑り出しなどはサッシ自体が斜めに傾いてしまいます。傾いてしまうことで、ブラインドの羽根部分が、ガラス面に擦れて小さな傷が入り、ガラスの強度を弱めてしまうからです。
そして、浴室に使用する場合でも、ガラスの種類をすりガラスにするより透明板ガラスにするほうがおすすめです。ちょっとした隙間から景色が見えますし、逆に羽根の傾きで外からは見えにくいです。